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仕様解説

※Contouredにつきましては、まだ編集が終わっておりません。いま暫くお待ち下さい。

本体部分

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 設計、構造で一番実現したかったのがヘッドアングル。これは修理の現場から出てきた発想ですね。

 先述のように、フェンダー系の片側6連ペグの段付きヘッドでは、ストリングガイドが1つの場合3弦のテンションがやや緩い。ナット交換の際に結構神経使うポイントです。弦がナットに乗っかる力が弱い為、ナット溝の間で弦が踊り易いのです。

 これは、ストラトでは’72年から追加された3、4弦用のストリングガイドである程度解消されている事を考えれば、やはり問題はテンションの弱さにあると思います。ムスタング(ショートスケール)に.009〜.042のゲージだとホント溝切りが難しい。

 しかし、このストリングガイド。アーム使いにとってはチョット邪魔に感じるのも確か。3弦は特にチューニングの狂いが激しいので、出来れば無い方がいい。

 だからこうしてみました。ヘッドにアングルを付ける事で3弦のペグポストの位置が従来より2mm程下がります(テンションUP)。
 そしてナットは従来型よりも1mm弱ブリッジ側に広くとりました。弦振動の伝達が良くなり、6弦のオクターブ調整も合いやすくなります。

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 指板のラインとヘッドストックのラインを比較した所。L字のスケールはガイド的なもので、ピンクの線が実際のアングルのライン。
 3弦の位置に有る縦のスケールは、同じ画像から切り取ったのでレンズ等による誤差はありません。通常のヘッドは指板と平行なので、角度を付けた事によって約2mm程下がっています。
 ↓下の画像はピンクのラインが指板の延長線。パッと見は判らない程度のアングルでもこんなに違う。

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 牛骨オイルナット材を使用。通常の位置からブリッジ寄りに1mm程厚みを付けています。Totalの厚みは4mm(一般的なストラトタイプは3mm前後。
 ナット幅はやや狭めの41mmですが、グリップは厚めで1フレットで21.5〜22mm、12フレットで24mmの緩いVシェイプ。(ここは手作業なので多少誤差が出ます) 指板Rはローポジションが約10”(250mm)R、ハイポジションでは約12”(300mm)Rになります。フレットは22Fミディアムジャンボ。

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 先にも記してますが、ネックシェイプは標準的なグリップよりも厚みをつけています。理由としては、薄いシェイプは音もやや細めになってしまう事、腰折れを含め反りに対する強度が稼ぎにくい事を考慮しました。

 別に上記2点がギターにとって重大な問題であるとは思ってませんが、Curionではとにかくタフさを目指したかったので、敢えて厚みのあるVシェイプを採用しました。Vシェイプは贅肉の無いグリップで太さ感を軽減してくれます。

 ボディーとネックのジョイントにも特徴があります。サイドポジションをご覧いただくとお判りの様に、一般的なボルトジョイントに比べてネックポケットが少し深め(19.5mm)になっており、ボディートップから弦までの距離が狭くなるよう設計されています。

 これは6弦のオクターブ調整にも関わっており、サドルの高さを控えめに出来るのでローポジションとハイポジションの誤差の幅が少なくなります。

 また、ネックの仕込角度はボディーと平行ではなく、ネックの末端の厚みが26.5mm、16F部分の厚みが26mmとなっていて、0.5mmのシムを入れたくらいの角度がつけてあります。

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 スケールはストラト等のロングスケール(25.5” 648mm)よりも若干短い25.25” 641mmスケール。ナットのせり出しも差し引くとロングよりも8mm短い勘定です。
 これもテンション対策の一環で.010~.046のゲージを前提に、ミディアムスケールよりもキツいけどロング程キツくない。そんな所を想定した設計です。

ボディー材はマホガニー(”Classic”はトップとバックに5mmのアッシュをラミネイト)。コンターは無し。えらくシンプルな印象のルックスですがトータルデザイン故のもの。

 また、”Classic”のボディーはセミホロー構造となってます。軽量化が目的なので、あまりソリッド感を損なわない様に配慮しました。画像はバック側のみですが、トップ側にも同様のホール加工がされています。

 特徴的なのは、貫通穴ではないという所。基本のボディー厚は約45mm。トップとバックのアッシュ5mm(計10mm)を差し引いた残り35mmの約7割程度の深さの穴が、ボディー両面から互い違いに空いています。

 これは、求める空間をボディーの片面のみで作ると接着面積が少なくなってしまうからで、貫通穴も同じ事が言えます。接着面積は出来るだけ小さくしたくないので、マホガニー部分にセンター2ピースの材は使用してません。(別に問題があるという訳ではありませんが)

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 ”Rock"のボディー。
カリフォルニアの明るい感じよりも、南部の粗野な感じが出したかったので、オールマホガニーを採用。メイプルネックの線の細さを補ってくれます。

 ”Classic"のボディー。
木目を活かしたフィニッシュと、軽量化を同時に実現出来たラミネイトボディー。デザインの関係もあり、マテリアルは5mm厚のアッシュ材を採用。

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 ラミネイト構造部分。アッシュとマホガニーはお互いに導管の多い木なので、接着の相性は良いと思う。

 バック側のホール。直径36mm、深さ25mm。これ以上デカイとホロー感が強くなりそうだ。試しに作ってみるべきなのだが、その前にある程度の平均データは必要であろうと言い訳しておこう。

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 フィニッシュはオールラッカーの極薄塗装です。画像のように、こういった打痕やクラックの入ったアンティークフィニッシュは賛否両論ありますが、僕は構わないと思ってます。特にこのギターに関してはとにかくガンガン使っていただきたいというのもありますし、製作側の都合もあります。

 それは音質考慮の上での極薄ラッカーは経年変化での目痩せが目立つ事。美観を重視されるユーザー様にはあまり向いていないというか、アフターで対処出来る作りではないですし、在庫期間中にも発生する症状ですから。

 という訳で、上記を踏まえてルックス、雰囲気を優先しました。最終的には個人の好みになりますので、この辺は予めご了承ください。

サーキット

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 電気関係のパーツで、最も音のキャラクターを左右するのがP.U。基本仕様は2ハムバッキングを採用。リアにDUNCANのAPH−1B、フロントには同じくDUNCANのMINIハムSM−1nを積んでいます。

 P.Uセレクターは右の肩に配置。演奏中に右手が当たる事の無いように。3WAYのミニトグルSWは操作感の良さで採用しました。リア、ミックス、フロントの切り替えを行います。

 コントロールパネルにはマスターボリューム、コイルバランサー、3WAYワイアリングセレクターがあります。
 コイルバランサーはリアP.Uに対しての物で、MAX(10)で通常のハムバッキング、MIN(0)でコイルタップとなり、無段階で変化します。

 ワイアリングセレクターはボリュームに付けられたハイパスフィルターのON/OFFとコイルバランサーの使用をチョイスする物です。

1:ノーマルの2ハム、1VOL、ハイパスOFF

2:P.Uセレクターがセンターの時のみコイルバランサーON。オートタップのように使用出来ます。ハイパスフィルターは常にON。

3:P.Uセレクターに関係なく、コイルバランサーがONになります。ハイパスON。

ハードウェア

 ペグはGOTOH製オープンギアタイプの物を採用しました。シャフトとギアがむき出しのこのタイプはエレキではあまり使われてませんが、構造的にこのモデルは普通のカバードの物よりタフだと思います。反面ホコリに弱いですが。
 スキャロップと呼ばれるこのノブもウェバリーの人気からかアコースティックではよく使われています。

 トレモロユニットも同じくGOTOH製。510シリーズのプレスサドル、6点止めをマウントしています。トレモロブロックはスチール製です。このモデルはアームの取り付けがノーマルのシンクロタイプとは異なり、差し込みの角度が付いていません。テレキャス用のコントロールパネルみたいにサーキットがボディーの下部に近い位置にあってもマウント出来ます。ストリングピッチは10.8mm。ちょい狭めがまた良い。

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    Specification

 商品に関するお問い合わせは
E-Mail 
mail@runeguitar.com
TEL  090-9321-7372
にて受け付けております。

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