ノイズの話 |
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※この色の所は右の解説も併せてお読み下さい
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写真1 |
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解説 ギターのノイズ(雑音)は大別してガリノイズとハムノイズに分けられます。前者はスイッチやボリュームポットの老朽化もしくは汚れで接触が悪くなりバチバチと音が途切れるノイズ。後者はギターのサーキット(電気系統)に外部からの電波が入り込んだりアクティブ回路等から生じる、ブーとかヂーとかの持続音ノイズです。通常ノイズが増えたとか多いというとこちらを指します。 弦の音を拾うマイクをピックアップ(Pick up略してP.U)と呼びます。構造は磁石にコイルを巻き付けただけのもの。これが1ヶだとシングルコイル、2ヶ1組だとお互いに拾ったノイズを打ち消し合うのでハムバッキングと呼びます。 アースとは簡単にいうと電気の終点。グランドともいいます。電気はここへ流れ込む道中にいろいろ仕事をしてくるのです。山の水が水車を回して海に流れ込むなら、アースは海と同じ立場で、川に落ちたゴミが外来ノイズといえます。アース不良は川が途切れてゴミがたまったような状態でしょうか。 |
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シングルコイル |
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写真2 |
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バラした所。 |
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写真3 |
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ハムバッキング |
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写真4 |
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カバーを外した所。シングルコイルが二つ直列に並んだ構造。それぞれの磁極が逆になっていてお互いが拾ったハムノイズを相殺する仕組み。 |
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写真5 |
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写真6 |
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ギターの出力部に使われているパーツ、アウトプットジャック。消耗品なので、錆や擦り減りによるガタ付きでブツブツと音が途切れるようになってきたら交換の時期。 |
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横から見ると接点と端子が一枚の板で出来ているのが判る。オープンジャックはこの点が好き。一目瞭然だもん。 |
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